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撮り鉄もしくはそれメインの鉄活動や旅行記に書くまでもない小ネタを書きます。鉄以外でも大きなネタができればここに書くかも知れません。 ※クリック可能な画像は拡大できます
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線路で働く車・大集合in郡山(前編)からの続きです。

メイン会場にに入り、早速目に飛び込んできたのが軌道モーターカーです。
これは工事に必要な重い資材を運搬するのに活躍します。


この軌道モーターカーの体験乗車ができるとのことで、早速列に並び乗車してみました。
車内の様子はこんな感じ。最大で4人乗車できます。


走行中の車内動画がこちら。


続いてはENR-1000形投排雪保守用車。
いわゆる除雪車ですね。
横から見ても意外に大きくて驚き。


除雪部のある先頭部はもっと迫力がありますね
ちょうど実演をしていて、ロータリーを回転させながら排雪しているシーンが見られました。


ロータリー部をアップで


実演中のシーンを動画でも撮影してみました。


ENR-1000形の隣には線路の砂利を整理するバラストレギュレーターが展示されていました。


バラストレギュレータの先には、「マルタイ」の略称でお馴染みの
マルチプルタイタンパー。
線路の歪みを修正する働きがあります。


車両を使わない実演として、レール溶接実演作業を見てきました。
一般的に溶接は、溶接部分に機械を当てて火花を散らしながら作業する(アーク溶接)を
想像しますが、レール溶接ではゴールドサミット溶接という
変わった方法で溶接をします。

まず土台の型作り


こちらの溶接材が入った容器を使います。


容器の位置を確認した後、一旦容器を外して土台に着火。
再び容器を乗せます。


そして、容器の中に着火剤をイン!


ファイアアアアアァァァァァ!!!!!!


炎が収まったのを確認して、容器を外すと融けた金属が姿を見せました。


金属が冷え固まったのを見計らって、型の上半分を取り外します。
溶接された部分が赤々としていました。


同じく下半分も型を外して完成ですが、下半分が固まるまで時間がかかるため、
作業済みの奥のレールを参考にすることになりました。


メイン会場の外れでは、ちびっこ向けにミニE5系とSLの乗車コーナーがありました。
しかし、E5系よりSLの方が速度が早く、リアルでは有り得ない現象でアレw


お昼過ぎまで楽しんで会場を後にしました。
メイン会場には車両展示や実演の他、グッズや弁当、軽食販売がありましたが
どれもいい値段しますし特段買いたいものもないのでそのまま帰りました。
なお、帰りのバス車内の運賃表示に郡山保守基地という表示があって驚き。
バス停もないので完全な臨時停留所的扱いですものね。


最後に来場者へのもてなし品。
びゅう商品のカタログはまぁアレとして、suicaペンギンメモ帳、E5系消しゴム、
福島DCシールセットのプレゼントでした。
あとアクセスバスの乗車券もなぜか持ち帰ることができ、記念品となりました。



今回のイベントに参加して、日々お世話になっている鉄道の安全を守る車両には、
列車の走らない深夜帯を中心に様々な種類の保守車両の活躍によって成り立っていることを、
強く実感させられました。
オープニングセレモニーでのあいさつの中に、「このイベントを機に、線路の置き石など
事故を誘発させる行為は許されないという認識を改めてしっかり持って欲しい」とありました。
昨今のJR北海道の度重なるずさんな保守作業による事故にも失望感を受けましたが、
それ以上に私達一人ひとりの線路へのいたずら行為が、どれだけ鉄道の安全を揺るがし
多くに迷惑をかけてしまうかが確かにこのイベントを通してよくわかりました。
鉄道会社とお客様双方で作る鉄道の安全、これからも大切にしていきたいですね。

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